
先日、家で片付け――いわゆる断捨離をしていたところ、株主優待を入れていた引き出しから、期限切れの優待券がいくつも出てきました。
株を長く保有していると、いろいろな優待が届きます。
美術館などの入場券や施設の見学券といったものもありますが、こうしたものは「機会があれば使おう」くらいに考えているので、期限が切れていても、それほど気にはなりません。
ところが今回、その中に、
「これはちゃんと使っておけばよかった……」
と思うものがいくつかありました。
反省も込めて、ご紹介します。
JR東日本――4割引の株主優待割引券を3枚失効

まず出てきたのが、JR東日本の株主優待割引券。
4割引の券を3枚、失効させてしまいました。
これまでは友人や後輩にあげることが多く、実は自分で使ったことがありません。
今回は、
「せっかくだから、この優待券を使って1泊で東北方面にでも旅行してみよう」
と思っていたのですが……。
忘れてました(笑)。
JR東日本は優待目当てで購入した株ではないので、私にとって優待はあくまで“おまけ”です。
それでも関東圏に住んでいれば使う機会はありますし、仕事で新幹線や特急に乗るだけでなく、「この券があるから旅行に行ってみよう」という使い方もできます。
次回はJR東日本株を持っている友人と一緒に、温泉宿にでも行こうかなと思っています。
平和――1,000円券×8枚。これは痛かった

今回、一番「やってしまった」と思ったのが平和です。
出てきたのは、
1,000円の株主優待券が8枚。合計8,000円分。
そして何より、私にとってゴルフは趣味の中でもかなり大きな存在です。
平和については、ゴルフ場を利用する私にとって優待に魅力があり、正直に言えば、優待も購入理由の一つでした。
それなのに8,000円分を丸ごと失効。
何のために優待をもらったんだ、という話です(笑)。
しかも、優待をしっかり受け取れる株数まで保有していたのに、使わなければ意味がありません。
平和株そのものは今年売却しましたが、まだ有効期限の残っている優待券もあります。
今度こそ、ちゃんと使います。
アルペン――最後にもらった優待を失効

アルペンもすでに株式は売却していますが、最後にもらった1,000円分の優待券を失効させてしまいました。
アルペンの店舗にはゴルフ帰りなどに時々立ち寄ります。
これまでも優待券を使ってゴルフウェアなどを購入していましたので、十分使える優待でした。
会社自体も好きなのですが、投資先として考えたとき、今後さらに利益を伸ばしていくことができるのかを考え、私はいったん売却しました。
「優待がもらえるから保有を続ける」という判断はしませんでした。
株主ではなくなりましたが、これからも利用するであろう、私にとって頼れるお店の一つです。
だからこそ、最後の1,000円を失効させたのは少しもったいなかったですね。
ヤマダ――少額投資で始めた頃からの優待

ヤマダホールディングスは、投資を始めた比較的初期の頃に、
「少額から投資できるし、優待もある」
という理由で購入した銘柄でした。
年末に大阪の実家へ帰った際などに、家電の小物、スマートフォンのアクセサリーや電池などを買って優待券を使っていました。
ところが昨年は正月を東京で過ごしたこともあり、使わないまま期限切れに。
こちらもポートフォリオを整理していく中で、少額保有銘柄を整理する方針から、いったん売却しました。
少額とはいえ、使えるものを使わずに捨てるのは、やはりもったいないですね。
優待を投資判断に入れるなら、使うところまでが「優待」
もちろん、株主優待をもらったからといって、無理に使わなければならないわけではありません。
優待を使うためだけに不要なものを買ったり、わざわざ遠くまで出かけたりすれば、それはそれで本末転倒でしょう。
ただし、
「この会社は優待もあるから買おう」
と、優待の価値まで投資判断に入れたのであれば、話は少し違います。
せっかく受け取った優待を期限切れにしてしまえば、計算していた優待の価値は実現しません。
使い切る。
家族や友人にあげる。
利用可能なものであれば、別の活用方法を考える。
少なくとも、引き出しの奥で存在を忘れてしまうのは一番もったいない。
今回の反省から、これからは簡単な「株主優待台帳」を作って、有効期限のあるものは管理してみようと思っています。
有効期限のないものは、一か所にまとめる
もう一つ、今回の断捨離で感じたことがあります。
有効期限のない金券類も、あちこちに分けて保管しない方がいい。
私の保有銘柄では、お米券やQUOカードなどを受け取ることがありますし、過去に保有していた銘柄からジェフグルメカードを受け取ったこともあります。
こうしたものは一か所にまとめておく。
私はQUOカードについては財布に入れて、書籍などを買うときに使うようにしています。
「もらったことを忘れない仕組み」を作っておくことも、優待を有効活用する方法の一つなのだと思います。
株主優待は、もらって終わりではない
もうすぐ中間決算発表の時期を迎え、その後は中間配当や株主優待品が届く会社も増えてきます。
配当金なら、受け取ればそれで完了です。
でも、株主優待は少し違います。
届いた時点では、まだ価値を受け取っただけ。
実際に使って初めて、その価値を享受したことになります。
企業側も、株主への還元や自社の商品・サービスを知ってもらうために、コストをかけて優待制度を運営しています。
せっかく株主としていただいたものです。
これからは引き出しの中で眠らせず、ちゃんと有効活用していきたいと思います。
皆さんの家にも、期限切れ寸前の株主優待券が眠っていませんか?
一度、引き出しを確認してみることをおすすめします。


