【マーケット雑感】TOPIX Core30 銘柄入替2026|30社中22社保有。残り8社から次に買うのはどれ?

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TOPIX CORE30銘柄入替

最近、私は日経平均よりも、TOPIXの動きと自分の保有株の動きを意識して見ることが増えました。

理由は単純です。

今の日経平均は、どうしても一部の値嵩株の影響を大きく受けます。

特にAI・半導体関連の大型株が大きく動くと、指数全体もかなり引っ張られます。

そのため、

「日経平均は大きく上がっているのに、自分の保有株はそれほど上がっていない」

あるいは逆に、

「日経平均は弱いのに、自分の保有株はそれほど悪くない」

ということも珍しくありません。

もちろん、日経平均は日本株全体の雰囲気を見るうえで重要な指数です。

ただ、自分のように商社、銀行、自動車、通信、素材など、幅広い大型株を長期保有している投資家にとっては、最近は日経平均よりもTOPIXの方が自分のポートフォリオの実感に近いと感じることがあります。

そんな中、2026年10月のTOPIX定期入替が発表されました。

そこで今回、

「TOPIX Core30の新しい顔ぶれと、自分の保有株はどれくらい重なっているのか?」

を確認してみることにしました。

新しいCore30のうち、22社を保有していた

今回、新たにCore30へ採用されるのは、

* フジクラ
* パナソニック ホールディングス
* 村田製作所
* 住友商事

の4社です。

このうち、私が保有しているのはフジクラと住友商事。

一方で、パナソニックHDと村田製作所は未保有でした。

さらに新しいCore30全体を一つずつ確認してみると、

30社中22社を保有していました。

自分でも少し驚きました。

Core30を集めようと思って投資してきたわけではありません。

配当や事業内容、競争力、株価水準などを見ながら、長年少しずつ買ってきた結果、自然とかなり重なっていたようです。

2026年TOPIX Core 30採用銘柄と筆者の保有状況


※○は筆者保有、×は未保有。2026年10月の定期選定結果をもとに筆者作成。

保有していなかった8社

新Core30のうち、私が保有していなかったのは次の8社でした。

リクルートHD
パナソニックHD
アドバンテスト
キーエンス
村田製作所
HOYA
みずほFG
ファーストリテイリング

こうして並べてみると、自分の投資傾向も見えてきます。

私はこれまで、比較的配当を重視してきました。

そのため、

高成長・高収益ではあるものの、配当利回りは低い銘柄

が抜けていることが多い。

キーエンス、HOYA、ファーストリテイリングなどは、その典型だと思います。

一方、みずほFGについては、銀行株をすでに複数持っているため、あえて3メガバンクすべてをそろえる必要性を感じなかった、という面もあります。

リクルートは、実は以前持っていた

この8社の中で、少し事情が違うのがリクルートHDです。

実は、リクルートは以前保有していました。

ただ、その後売却してしまいました。

今振り返ると、

「そのまま持っていても良かったかな」

と思わないでもありません。

ただ、株式投資ではこういうことは珍しくありません。

売った後に上がることもありますし、逆に売って良かったと思うこともあります。

大事なのは、

「あの時売らなければ良かった」と後悔することより、今の時点で改めてその会社をどう評価するか

だと思っています。

今回Core30を見直したことで、リクルートも改めて買い候補の一つとして意識するようになりました。

一方、保有株のダイキンはCore30から外れた

今回、私の保有株の中でCore30から外れるのがダイキン工業です。

ダイキンはLarge70へ移ります。

2026年TOPIX Core 30から外れる5銘柄と筆者の保有状況

※○は筆者保有、×は未保有。ダイキン工業はCore30からLarge70へ移行。

ただ、だからといってダイキンを売るつもりはありません。

Core30に入ったから買う。

Core30から外れたから売る。

私はそういう投資はしていません。

指数の区分が変わったからといって、企業そのものの競争力が突然変わるわけではないからです。

むしろ今回の入替は、

自分の保有株を見直すきっかけ

として考える方が面白いと思っています。

残り8社から買うならどれか

せっかくなので、

「今の自分のポートフォリオに追加するならどれか?」

という視点で8社を考えてみました。

単純な企業ランキングではありません。

今の保有株との重複、事業分散、長期成長性、配当、株価水準などを考慮した順位です。

私なら、今のところこう考えます。

1位 HOYA
2位 リクルートHD
3位 キーエンス
4位 パナソニックHD
5位 村田製作所
6位 みずほFG
7位 ファーストリテイリング
8位 アドバンテスト

もちろん、これは「優れた会社の順番」ではありません。

あくまで、バランスを考えて今の自分の保有株に加えるならという順位です。

1位はHOYA

最も興味を持ったのがHOYAです。

HOYAは眼鏡レンズなどのライフケア事業だけでなく、半導体製造に関連する高付加価値製品も持っています。

今の私のポートフォリオは、商社、銀行、自動車、素材、製造業などが比較的多い。

そこにHOYAを加えることで、ヘルスケア・精密分野という新しい収益源を加えることができます。

配当利回りだけを見れば、普段好んで買っているタイプとは少し違います。

しかし、だからこそ保有する意味があるようにも感じます。

2位はリクルート

次がリクルートHDです。

以前持っていた銘柄ということもあり、少し思い入れがあります。

Indeedなどを中心とした人材・HRテクノロジー企業で、今の保有株とはかなり収益構造が違います。

商社でもない。

銀行でもない。

製造業でもない。

そういう意味で、ポートフォリオ全体の分散にはかなり効きそうです。

以前売ってしまった銘柄を、改めて買い候補として見る。

長く投資していると、こういうこともあるのだと思います。

3位はキーエンス

キーエンスは、企業としての質だけを見ればもっと上でもいいと思っています。

高収益、高い財務健全性、海外成長、FA・自動化という長期テーマ。

非常に魅力的な会社です。

ただし、問題は株価です。

100株単位では必要資金も大きい。

配当利回りも高くありません。

良い会社だからといって、どんな値段でも買っていいわけではない。

ここは悩ましいところです。

最大の問題は、新規資金がないこと

ここまで、

「HOYAが欲しい」

「リクルートももう一度考えたい」

「キーエンスもいい」

などと書いてきました。

ところが一つ、大きな問題があります。

これだけの銘柄を新規に買うための現金はありません(笑)。

大型株を100株単位で何社も買おうとすれば、当然かなりの金額が必要になります。

私はすでに多くの資金を株式に投じています。

配当金についても、再投資や住宅ローンの繰上げ返済などに回しています。

となると、

単純に「新しく買い足す」だけでは難しい

という現実があります。

TOPIXと同じように、自分のポートフォリオも入れ替える

今回、Core30の入替を見ていて、ふと思いました。

TOPIXも定期的に銘柄を見直しています。

残る銘柄もあれば、

新しく入る銘柄もある。

外れる銘柄もある。

だったら、自分のポートフォリオも同じように、

定期的に見直してもいいのではないか。

これまで私は「一度買った株は長く持つ」という考えがかなり強くありました。

もちろん、その基本方針を変えるつもりはありません。

ただ、

「長期保有」と「何も見直さない」は同じではありません。

事業環境も変わります。

会社の競争力も変わります。

配当方針も変わります。

株価水準も変わります。

そして、自分自身の資産配分も変わっていきます。

そう考えると、

新しい株を買うためには、時には今持っている株を整理する

という考え方も必要なのかもしれません。

「何を買うか」だけでなく「何を残すか」

今回気になったHOYA、リクルート、キーエンスなどを買おうと思っても、新規資金を大量に準備するのは難しい。

ならば、

現在保有している銘柄の中で、今後の期待値が低くなったものを一部整理し、その資金をより魅力を感じる銘柄へ振り向ける。

そういう方法があります。

これは、これまでの私の投資ではあまり積極的にやってこなかったことです。

配当株を中心に長く持ってきた結果、保有銘柄数もかなり増えています。

だからこそ今後は、

「何を買うか」だけではなく、「何を残すか」

も重要になってきそうです。

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Core30の入替から、自分の投資を考え直す機会にする

今回、TOPIX Core30を確認したことがきっかけで、新しく欲しい株を考えるだけでなく、

今のポートフォリオ全体を見直してみようと思うようになりました。

ダイキンがCore30から外れたから売るわけではありません。

リクルートがCore30だから買うわけでもありません。

指数はあくまできっかけです。

ただ、

今持っている株を本当にこのまま持ち続けたいのか。

新しく持ちたい会社はないのか。

資金をもっと効率よく配分できないか。

こういうことを考える良い機会にはなりました。

最近、日経平均よりTOPIXを見ることが増えたのも、結局は同じ理由なのかもしれません。

指数を見る目的は、

「今日は上がった、下がった」

を確認するだけではなく、

自分の保有株全体をどう見るか

を考えることにある。

今回のCore30入替は、自分のポートフォリオを少し客観的に見る良いきっかけになりました。

今後はTOPIXほど大規模な入替をするつもりはありませんが、

少しずつ、

自分のポートフォリオの「定期入替」

も考えていきたいと思います。

奥野以道のひとこと

Core30を意識して株を買ったことはありません。

それでも確認してみたら、30社中22社を保有していました。

一方で、以前保有していたリクルートは売却済み。

保有中のダイキンは、今回Core30から外れます。

そして、新しく欲しい銘柄も見つかりました。

株を長く持つことは大切だと思っています。

でも、

長期投資とは、一度買った株を永遠に持ち続けることではない。

今回のCore30入替を見ながら、そんなことを少し考えました。

新しく買うお金がないなら、

まず今持っている株を見直す。

次の「寄り道」は、案外そこから始まるのかもしれません。

奥野以道

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